
「基本動作」1位の表彰台に立つ落合早輝選手
清田区出身のスポーツチャンバラ選手、落合早輝さん(千葉県)が11月23日、神奈川県横須賀アリーナで開催された第49回世界スポーツチャンバラ選手権大会(基本動作3段以上の部=最上位部門)で見事優勝(金メダル)し、世界チャンピオンになりました。
同大会はフランス、スペイン、イタリア、ロシアなどヨーロッパの強豪国をはじめインド、シンガポールなどアジア諸国を含め世界22か国から約1500人が出場、世界の頂上を目指しました。

「基本動作」決勝戦に臨む落合選手(右)
落合さんは、今大会に基本動作と長剣フリー、縦長剣の3部門の個人戦に出場。長剣フリーでも3位(銅メダル)となる活躍を見せました。
落合さんは、優勝した基本動作の部について「昨年は3位だったので優勝目指して猛練習した結果、金メダルが取れました。また鍛錬を積んで来年、連覇を目指したい」と力強く語っています。
落合さんは2019年の世界大会で、団体種目で優勝したことがありますが、個人戦の優勝は今回が初めてです。

長剣フリー対戦中の落合選手(赤のユニフォーム、後ろ姿)
スポーツチャンバラ(スポチャン)は、チャンバラごっこと護身術を合体させた日本発祥のスポーツ。今や世界各国に普及しています。エアーソフト剣という柔らかい剣を使って競技します。

スポーツチャンバラ世界大会開会式に集まった世界の選手たち
落合早輝さんは両親、兄2人もスポチャンの選手、指導者というスポチャン一家の生まれです。早輝さんは3歳からスポチャンを始めました。北星学園大学を今年春卒業し上京。会社員をしながら、学生時代に知り合ったスポチャン仲間とクラブを作り、首都圏の道場などで練習を積んでいるそうです。
落合さん一家は清田区を拠点に活動している「どさんこスポチャンクラブ」を主宰し、里塚・美しが丘地区センターをはじめ札幌市内数か所でスポチャン教室(道場)を開催しています。早輝さんは今も「どさんこスポチャンクラブ」の所属です。
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