清田区のレストラン「ビストロ童夢亭」(里塚1条1丁目2-20)で11月23日(木祝)、札幌在住の落語家・林家とんでん平さんの落語会が行われました。

 とんでん平さんは、あの林家三平さんの最後のお弟子さんで、2003年から2015年まで3期12年間、札幌市議も務めました。

 どこでも落語をやりますという方針で、昨年は7月から10月まで102日間、落語をしながら全国行脚しました。

 この日は、小さなレストランが会場。参加者は20人ほどで、はじめに「童夢亭」のおいしい食事を楽しみました。

 それから、4つのテーブルすべてを玄関の外に出して、高座を設置して即席の寄席会場にしました。

 とんでん平さんは、漫談や小話、手話落語などを紹介し会場の笑いを誘いました。そして、ご自身の創作落語「炭鉱の情(やまのこころ)」を演じました。

落語が始まる前に食事を楽しみます

 かつて北海道にたくさんあった炭鉱の長屋で暮らす人々の物語で、会場はたびたび笑いに包まれました。会場には炭鉱まち出身のお客さんもいて、時々涙ぐむ人もいました。

落語が終わった後の懇談

 落語会の後、何人かのお客さんはそのまま残って、林家とんでん平さんを囲んで落語談義を楽しみました。

 林家とんでん平さんは、集会所や学校、病院、老人福祉施設、飲食店などどこでも出向いて落語会を開催してくれるそうです。問い合わせは、TEL 080-5581-9566(担当:平山)まで。

 「ビストロ童夢亭」は、里塚の国道36号線沿いに2016年10月にオープンしたこじんまりとしたレストラン。パスタ、ハンバーグ、オムライス、サラダなどおいしい食事がリーズナブルな値段で楽しめます。

 12月3日夕にも、ギターとボーカルのライブを開催します。食事つきで3000円。問い合わせは、童夢亭(TEL 011-886-1611)。

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