「正しいラジオ体操講座」という催しが11月24日(金)、里塚・美しが丘地区センター(清田区里塚2条5丁目)で行われました。

 ラジオ体操は、夏休みに町内会などが公園で開催するなど身近な運動としてよく知られています。でも、正しい動きをきちんんと教えてもらったことがないという人が多いのではないでしょうか。

講師の伊邊さん(左)と高本さん

 そこで毎朝、ラジオ体操を館内で行っている里塚・美しが丘地区センターが「正しいラジオ体操講座」を開催しました。ラジオ体操を清田区でももっと広げようという取り組みです。昨年6月に続いて2回目の開催で、20人ほどが集まりました。

 講師は、北海道ラジオ体操連盟理事の伊邊正敏さんと札幌地区ラジオ体操連盟理事の高本憲司さんの2人。

 初めに、伊邊さんが「ラジオ体操は健康寿命を延ばすのに効果がある」と、ラジオ体操の健康効果を説明。さらに、「毎朝みんなでやれば、地域のコミュニケーション向上にも役立つ」と強調しました。

 伊邊さんは、白石区の白石東冒険公園(栄通19丁目)で開催している「さわやかラジオ体操会」の代表を務めているそうです。

 そして、みんなの体操とラジオ体操第一、ラジオ体操第二の正しい体の動かし方をそれぞれ習いました。ラジオ体操はだれでもできる体操ですが、意外と奥が深い感じです。

さとみラジオ体操会

 里塚・美しが丘地区センターでは、2016年7月から毎朝8時30分から、同センター玄関前広場で「さとみラジオ体操会」を実施しています。雨天や冬期間は館内で行っています。毎朝数人が集まり、これまでに延べ1400人超の参加があったそうです。どなたでも参加できます。

清田中央公園ラジオ体操会

 また、清田中央公園(清田4条2丁目)で毎年4月から10月まで毎朝6時30分からラジオ体操会を行っている「清田中央公園ラジオ体操会」(生林豊久代表)というグループもあります。毎日30人ほどが集まるそうです。

 今回のラジオ体操講座も、清田中央公園ラジオ体操会の共催で実現しました。

 NPO法人全国ラジオ体操連盟に登録しているラジオ体操会は、札幌市内に43団体あるそうです。しかし、清田区内では清田中央公園ラジオ体操会の1団体だけだそうです。もっと清田区でもラジオ体操を普及させたい。そんな思いの詰まったラジオ体操講座でした。

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