冬の平岡公園を楽しむ「冬休み平岡公園にぎわいフェスタ」が1月13日(土)、清田区の平岡公園で開催されました。清田区はじめ札幌市内各区と江別市などから約80名の親子が参加、雪遊びを楽しみました。

ヤッホー! 今年も大人気の雪の滑り台

青空が広がった会場

 冬の公園を楽しんでもらおうと、公園ボランティア団体の「平岡どんぐりの森」と酪農学園大学の学生たち、平岡公園を管理する札幌市公園緑化協会の3者でつくる「冬休みにぎわい隊」(約30名)の主催。

スノーキャンドル作り

 会場は公園管理事務所前の芝生広場。今年は晴天に恵まれ、絶好のイベント日和となりました。

雪と氷の実験

 まず、夕方に点灯するスノーキャンドルづくりで始まりました。スタッフの指導で子供たちもバケツに雪を入れ、スノーキャンドルをつくりました。

 会場には、酪農学園大学の学生たちが前日につくった大きな雪の滑り台があり、これが大人気。子どもたちはそりで滑り落ち、歓声を上げていました。

 雪と氷を使った不思議な実験も行われました。ウィンターライフ推進協議会のスタッフの協力で、水が氷る瞬間を見たり、塩を使うとはやく凍る実験をしたりして、子どもたちは大喜びでした。

スノーシューを履いて冬の公園内を探検

 スノーキャンドルの準備ができると、参加者全員がスノーシューを履いて、公園内の森の散策に出発しました。「平岡どんぐりの森」の「ゆうさん」こと佐藤祐一さんが冬の森のガイドをしてくれました。

スノーキャンドルに点灯する子ども

 途中、キタキツネに出会ったり、リスの足跡を見つけたり、木の芽を観察したりして、雪の中の森を満喫しました。

雪の中の温かい灯り

 公園管理事務所に戻ると、あたたかいお汁粉とココアのサービスがあり、これで体をあたためて、子どもたちは再び雪の会場へ。雪遊びをしているうちに夕方になり、スノーキャンドルのろうそくに点灯しました。

 夕方からは雪が降り始めましたが、あたりが暗くなるにつれ、会場は雪の中の灯りで幻想的な世界になっていきました。雪の中の灯りはとてもあたたかく感じられました。

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