「清田区は、地域の人たちが生き生きと暮らして、緑豊かなまちというイメージですね」と語るのは、4月1日に第10代清田区長として着任した小角武嗣(こすみ・たけし)さんです。

小角武嗣清田区長

 早速、4月11日(水)にスーパービバホーム清田羊ケ丘通店駐車場で行われた清田区交通事故防止総決起集会で、地域住民に新区長として交通安全を呼びかけた小角さん。「あの寒さの中、550人もの区民が参加したのを見て、すごいなと思いました。清田区は住民活動が活発と聞いていましたが、それを実感しました」。

 区長としての抱負は「住民の声に耳を傾け、市民目線で仕事ができる区役所を目指していきたい」と言います。

交通事故防止総決起集会で挨拶する小角区長=4月11日

 小角さんは、大分県別府市出身。父の転勤で子供の頃、新潟、和歌山、横浜、青森などの全国各地に住み、大学は千葉大学園芸学部造園学科を卒業しました。

 大学3年のとき、北海道旅行に来て、札幌のまちが気に入り、「ここで公園造りをしてみたい」と札幌市役所職員になったそうです。最初の職場は、札幌市南区小金湯にあった農業センター。若いころは、ここを含め農政部門で13年間働いたそうです。

 その後、財政部に移り、さらに西区の地域振興課や中央区の曙まちづくりセンター所長などを経験。市民自治推進室などを経て再び財政局に戻り、財政部長から清田区長になりました。

 旅行が好きで、昨年は永年勤続の休暇でハワイ、ロサンゼルスに行ったそうです。好きなテレビ番組は、日本テレビ系列で日曜夜に放送しているバラエティー紀行番組「世界の果てまでイッテQ」。「イモトさんが山登りをするのが好きですね」といいます。ついでに、好きな俳優さんは、女優の綾瀬はるかさんだそうです。

 お住まいは厚別区大谷地。清田区に近いですね。毎朝、真栄高校行きのバスで区役所に通勤だそうです。

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