全国の刑務所作業製品を展示販売する清田区矯正展が5月12日(土)、清田区民センターで開催されました。

 札幌刑務所の主催で、清田区では1年おきに開催し、今年で5回目となりました。刑務所製品は評判がよく、今回も大変多くの区民が訪れ、リーズナブルな価格で品質の高い刑務所製品を買い求めていました。

 展示販売は、清田区保護司会や清田区更生保護女性会など地元の更生保護団体の協力で実施しました。

 展示製品は、全国の刑務所で受刑者が社会復帰を目指して制作に取り組んだ製品で、整理ダンスやワゴン、イス、将棋盤・囲碁盤、犬小屋、跳び箱などの木工製品、各種の金属製品、紳士靴、婦人靴、枕などの生活用品、便せんやメモ用紙などの文具類などさまざま。

 中には、民芸ダンスやソファなど手の込んだ製品もありました。また、うどんやそうめんなどの食品もあり、どれも人気でした。特に、開始直後は大変多くの方が来場し、とても込み合う人気ぶりでした。

 毎回、総額130万円ほどの売り上げになるそうです。これだけ人気があると、作業をする受刑者もきっと励みになる事でしょう。

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