平成30年度清田区防災訓練が8月31日(金)、美しが丘緑小学校(美しが丘4条5丁目)で行われました。清田区内5地区の各町内会から多くの人が参加しました。

清田区防災訓練に参加した人たち

 清田区防災訓練は毎年9月1日の「防災の日」の頃に、清田区と区内各地区町内会連合会、消防、警察、自衛隊、札幌市防災協会、北海道コカコーラボトリングなど関係団体が協力して実施しています。

災害時の給水を学ぶ美しが丘緑小学校の児童たち

 本来は同校グラウンドで「土のう積み」「防災資材取り扱い」など各種訓練を行う予定でしたが、天候不順によるグラウンドコンディション不良のため、体育館で災害時の避難所に関する講話だけを行って今年の訓練は終了しました。

 一方、訓練には美しが丘緑小学校の児童たちも参加しました。児童たちは教室や学校玄関前などで煙道体験や防災資材の見学、給水体験などを行いました。

 最近は豪雨や地震などの災害が頻発していることから、防災訓練に参加した地域の人たちの防災への関心は高かったようです。

増水した厚別川=2014年9月11日、旧道と国道36号の間

 特に、2014年9月11日未明の豪雨は記憶に新しいところです。厚別川が増水し、氾濫の危険が迫りました。清田区内全域に避難勧告が出され、有明の道路が一部崩壊し、橋が流されました。真栄ではマンホールから水が噴き出し冠水する騒ぎになりました。

 町内会などでは防災マップ等を作成しているところが多いようです。地域の中で、日頃からの心がけが大事ですね。

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