札幌市清田区真栄のアンデルセン福祉村で9月1日(土)に行われた第24回アンデルセングルメ祭りに、高橋はるみ北海道知事と鈴木直道夕張市長が出席し、俄然、注目を集めました。

 アンデルセングルメ祭りは、清田区や豊平区などで高齢者介護事業を展開している「つしま医療福祉グループ」(対馬徳昭代表)が主催した地域イベント。毎年、およそ5000人もの人が詰めかける食と福祉の一大イベントです。

 ここに、今年は高橋はるみ道知事と鈴木直道夕張市長が参加。開会式では、対馬代表の後、相次いで挨拶を述べました。

  2人とも、アンデルセングルメ祭りに参加したのは初めてです。それだけに、「えっ!どうして?」と、とても目立っていました。

 開会式の後、高橋知事と鈴木夕張市長はそろって会場内を歩いて回り、グルメ祭りの来場者たちと挨拶、談笑しました。

 この光景を見た参加者から「鈴木夕張市長は高橋知事の後継者として来年の北海道知事選挙に出馬するのでは」とのささやきがもっぱらでした。

 報道によると、「来春の道知事選で、自民党内に高橋はるみ知事64歳の後継候補として夕張市の鈴木直道市長37歳の擁立論が浮上」(8月9日、北海道新聞電子版)とのことですが、2人とも態度を明確にはしていないようです。

 しかし、渦中の2人が現れて、びっくりした人が多かったようです。

 鈴木夕張市長は埼玉県出身。元東京都職員。都職員時代の2008年、夕張市に派遣され、2011年に夕張市長選に立候補、初当選。2015年の市長選で再選され、現在に至ります。

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