札幌市は9月7日(金)と8日(土)の2日間、地盤が液状化し住宅など建物の損壊が顕著な地域で住宅等の応急危険度判定調査を行いました。

 調査を行ったのは、清田区里塚1条1丁目から3丁目の一部地域と清田区清田7条2丁目から3丁目の一部地域です。調査は、応急危険度判定士の有資格者が、主として外観の目視で行いました。

 調査件数は514件で、このうち「危険」は83件、「要注意」は84件、被害なしの「調査済」は347件でした。

 調査した住宅の玄関には、調査員が「危険」の赤い紙、「要注意」の黄色い紙、「調査済」の緑色の紙を貼っています。

 札幌市建築指導部によると、今回の調査は、余震による倒壊の危険性や建物の落下などの危険性を判定し、周囲に注意を呼び掛けるのが目的だそうです。人が住めるか否かの調査ではないとのことです。

※追記
 その後、札幌市は9月10日に追加調査を行いました。その結果、調査件数は538件、「危険」85件、「要留意」88件、「調査済」365件になりました。

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