清田区の建物被害は里塚1条1丁目、2丁目以外にも起きています。特に、清田7条2丁目、3丁目でも、里塚地域ほどではありませんが、地盤沈下、住宅の傾き、地割れなどが数多く起きています。
この地域でも、札幌市の危険判定調査の赤(危険)、黄(要注意)、緑(調査済)の紙が貼られた住宅が数多く見られます。
傾いた家、土台付近の地割れと沈下、土地の地割れ、道路の損壊などが見られます。「周辺の土地全体が10センチくらいずれてしまった」という話も聞きました。
倒壊の恐れがあり閉鎖したコンビニもあります。玄関先に「申し訳ありませんが地震のため営業停止」「倒壊のおそれがある為、閉店」の張り紙がありました。
外壁が落下してしまった建物もあります。建物と建物の間の空き地には不気味な地割れが走っています。空き地だから地割れが見えますが、建物の下にもこのような地割れがあるかと思うと、ぞっとします。
地元の人に聞くと、この清田7条2丁目、3丁目地域も以前は沢があり、埋め立てて造成された住宅地だそうです。被害が大きかった里塚1条1丁目、2丁目地域と同じ構図です。
[広告]