清田中学校吹奏楽部は10月20日(土)、名古屋市で行われる第66回全日本吹奏楽コンクール全国大会に北海道の中学校代表として出場します。全国大会出場は2年連続、4回目の快挙です。

 同校吹奏楽部は9月1日(土)、札幌コンサートホールKitaraで開催された第63回北海道吹奏楽コンクールに中学校A編成の部(50人規模)に出場し、見事金賞を受賞。北斗市の上磯中学校とともに全国大会出場の切符を手にしました。

 中学校A編成の部には、全道各地区の代表校22校が出場し、清田中学校吹奏楽部は課題曲のコンサートマーチ「虹色の未来へ」、自由曲のミュージカル「レ・ミゼラブル」を演奏しました。

 同校吹奏楽部は部員69人。ほぼ全員が清田中に入学してから楽器を始めたそうで、それで2年連続の全国大会出場ですから、すごい部員たちです。

 普段は、毎朝7時30分から授業前に朝の練習を行い、放課後は18時30分くらいまで練習するそうです。

 明るくのびのびとした部内の雰囲気と全国大会を目指す部員の頑張り、そして2016年に着任した顧問の多米恵理子先生の指導力で、今年も見事なサウンドを創り上げたのだと思います。

 「地域の皆様に愛される吹奏楽部」を目指して活動しているそうで、今年も清田小、清田南小、清田ふれあい区民まつり、清田消防団訓練大会、高齢者施設など様々な場で演奏してきました。こうした地域演奏の体験も部員たちの自信につながったのではないでしょうか。

 部長の高橋葉月さん(クラリネット)は「去年も全国大会に出ることができましたが、それは3年生がすばらしかったからです。今年、私たちの代でまた全国に行けることができて、すごくうれしい」と話しています。

 副部長の石田花奈さん(オーボエ)も「去年、全国のレベルの高さを感じました。今年は去年の成績(銀賞)を超えたい。がんばります」と意気込みを語っています。

 清田区は9月6日の地震で大きな被害が出ましたが、清田中吹奏楽部の頑張りは地域に元気を運んでくれます。地域も皆さんを応援しています。がんばってきてください。

 なお、清田中学校吹奏楽部は11月3日(祝)14時から、第10回定期演奏会を同校体育館(清田区清田3条3丁目7-1)で開催します。全国レベルの吹奏楽演奏が聴けるチャンスです。入場無料、上履き持参です。

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