北海道新聞千田販売所(札幌市清田区清田6条3丁目、千田俊文所長)が毎月、同販売所会議室で開催している「卓上四季ノートの集い」が2月23日で5周年、60回目となりました。

 5周年を記念して3月16日(土)、「卓上四季」の元執筆者の斉藤佳典北海道新聞編集委員によるトークショーを同販売所で行いました。20人の地域住民の読者が参加しました。

「卓上四季」の裏話を紹介する斎藤編集委員

 「卓上四季」は、北海道新聞1面の人気コラムで、斉藤編集委員は2014年7月から2017年6月まで、「卓上四季」の執筆を担当しました。

 トークショーは「卓上四季の秘密」と題して行われ、斉藤編集員が執筆の苦労や喜び、読者からの反響、テーマの見つけ方と選び方、「卓上四季」執筆者の毎日の生活など分かり易く話しました。

 参加者は、「卓上四季」の裏舞台が見えたようで、興味深く聴き入っていました。

 「卓上四季ノートの集い」は、毎月1回、同販売所に集まり、「卓上四季」を専用ノートに書き写して音読し、ニュースを素材に様々なことを雑談形式で話し合う集まりです。

世話人の早坂惇司さん

 熱心な道新読者で「卓上四季」愛読者の元中学校長、早坂淳司さんが呼びかけ人となり始まりました。

 当初の参加者は3人でしたが、毎月欠かさず開催することで、地域に評判が広まり、今では登録人数31名で、毎月15名ほどの方が参加しています。道新千田販売所の千田所長も毎回、読者とともに参加しています。

 早坂さんは、今も「卓上四季ノートの集い」の世話人を務め、毎回、語彙の意味やニュースの意味などの資料をつくって参加者に配布、解説しています。

 早坂さんは今も毎日、専用ノートに「卓上四季」を書き写す生活を続けていて、書き写したノートは80冊以上になっているそうです。

 卓上四季ノートはA4版で、切り抜いた「卓上四季」を貼り、それを見ながらコラムの字数である563のマス目を埋めていきます。言葉の意味を書き留める欄や、その日の天気やニュースをメモする欄もあります。

 専用ノートは1冊162円(税込み)で、道新販売所で販売しています。コーチャンフォーでも販売しているそうです。

 「文章を読む力、書く力がつく」「世の中の出来事に強くなる」と評判です。認知症の予防にも良いのではないでしょうか。

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