清田区は3月25日(月)、区役所2階の「子育てインフォメーション」を1.5倍に広げ、壁に清田区をイメージした絵を配して、楽しい雰囲気のコーナーにリニュアルしました。
子育てインフォメーションは昨年3月にオープンしました。職員が常駐し、子育て相談をはじめ区内の子育てサロンや子育てサークルの情報、子育て関係のイベント情報などが得られる場になっています。
清田区役所で行われる幼児の検診などの機会に多くの親子が訪れ、昨年3月のオープン以来、8000人を超す親子が訪れているそうです。
リニュアルで、幼児の遊び場(じゅうたん)は3倍の広さになり、子供の成長を感じられる身長計測コーナーも設置されました。壁に描いた清田区イメージの絵は、情報発信ボードになるようです。
リニュアルオープン当日は、小角清田区長も参加して、区内の親子の皆さんと除幕式などオープンセレモニーが行われました。
緑と自然が豊かな清田区は「札幌で一番子育てがしやすいまち」として、子育て世代の人たちに人気になってきているようです。
清田区の転入・転出の動きを見ると、15歳から29歳までは圧倒的に清田区から区外に転出する人が多くなっていますが、30代の大人と0歳~14歳までの子どもは区外から清田区に転入する人の方が多くなっています。特に、0歳~4歳までの幼児の転入が多いのが特徴です(平成29年札幌市住民基本台帳)。
これは、地下鉄がない交通アクセスの不便性から20代でいったんは清田区外に出ても、結婚して子育てのために再び清田区に戻ってくるか、新たに転入してくる人が多いことを示しています。
実際、清田区は子育て世代の割合が札幌市内10区の中で最も高くなっています。15歳未満(中学生以下)の子供がいる世帯の割合を見ると、清田区は20.9%に達し唯一の2割超えの区になっています(平成27年国勢調査)。中央区の12.2%、豊平区の14.2%、白石区の14.7%などに比べてかなり高くなっています。
持ち家率も清田区は73.6%で、札幌市内10区で1位です(平成27年国勢調査)。ちなみに白石区は38.2%、豊平区は42.0%、2位の手稲区でも65.6%という水準です。
こうした統計数字は、清田区が子育てに適しているまちとして認知されていることを示していると言えそうです。
清田区は、引き続き「子育てしやすいまち清田」を広くアピールし、子育て家庭を応援していく構えです。
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