清田区の「あしりべつ桜並木通り」のエゾヤマザクラの並木が4月30日(火)、ほぼ満開になりました。道行くドライバーや散策の人たちの目を楽しませています。

 あしりべつ桜並木通りは旧道の北野1条1丁目~清田1条1丁目までの区間の愛称です。

 旧道は、明治6年に北海道開拓使が造った札幌本道(室蘭街道)を元とし、明治の開拓期から清田(昔は「厚別」と書いてアシリベツという地名でした)の発展を支えてきた道です。

 昭和46年(1971年)に北野―里塚間が直線で結ぶ道路(現在の国道36号線)に切り替わった後も、旧道は地域の大切な道として利用されてきました。

 この区間はエゾヤマザクラの並木になっており、毎年、今の時期になるとちょっとした桜の名所になります。

 散策に訪れる人、自転車に乗る人、ランニングをする人、犬を散歩させる人、様々な人が桜を見にやってきています。車で通る人もちょっとした目の保養になっているようです。

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