真栄サッカー少年団と真栄中学校スクールバンド部は5月25日(土)、サッカーの天皇杯全日本選手権に出場する流通経済大学サッカー部(茨城県龍ケ崎市)を応援する激励会を輪厚児童体育館(北広島市輪厚中央4丁目)で開催しました。
流通経済大学は、これまでにJリーグなどプロサッカー選手を70名以上も輩出しているサッカーの名門大学です。日本代表選手もいます。
5月26日(日)13時から札幌厚別公園競技場で、北海道代表の北海道教育大学岩見沢校と天皇杯1回戦の試合を行うのを前に、この日の応援激励会が開催されました。
清田区真栄と流通経済大学がつながった背景には、昨年9月の北海道胆振東部地震がありました。
あの地震で、真栄サッカー少年団の練習場である真栄小学校グラウンドは亀裂が入り使用できなくなりました。こうした状況を見て、昨年11月11日(日)、浦和レッズとコンサドーレ札幌の選手たちが、宮の沢白い恋人サッカー場に真栄サッカー少年団、平岡南サッカースポーツ少年団、三里塚中央JSCの清田区サッカー少年団3チームを招待し、サッカー交流会を開催してくれました。
この時、浦和レッズの中に流通経済大学出身の選手(元日本代表)が2人いて、同大学とのつながりができたそうです。
25日の応援激励会には、流通経済大学の選手18人と監督、コーチが参加。真栄サッカー少年団の子供たちとサッカーボールの蹴り合いをしたりして、短時間でしたが楽しい交流をしました。
この日、会場に来た18人の選手のおよそ半分はプロに道に進むそうで、かなりハイレベルの選手たちです。
中野雄二監督からは「失敗を恐れず何回もサッカーを楽しんでやるのがうまくなるコツです」とのアドバイスが子どもたちに贈られました。
また、真栄中学校スクールバンド部は「情熱大陸」のテーマソングなど3曲を元気に応援演奏しました。真栄中の部員たちは流通経済大の選手一人一人に心のこもったメッセージカードを渡し、応援の気持ちを表しました。
流通経済大学の選手たちも、真栄の小中学生からの応援に元気をもらったのではないでしょうか。
流通経済大学は1回戦に勝利すると、2回戦で浦和レッズと対戦します。
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