札幌市清田区の布絵本製作ボランティアグループ「北野ゆめの会・布絵本の会」(代表:田部麗子さん)が7月1日(月)から7月29日(月)まで、石狩市厚田区望来475-132、ギャラリー&カフェ「チニタ」で15周年作品展を開催しています。

 会場は、森の中の素敵なギャラリー&カフェです。清田区からは少し遠いですが、ドライブがてら出かけてみてはいかがですか。清田区から車で1時間10分ほどです。

 「北野ゆめの会」は2005年の発足。清田区北野の田部さんが千歳の喫茶店でたまたま布絵本を見たのがきっかけでした。

 布絵本はフェルト布地に、布で作った動物や人物、建物などの絵や文字を縫い付けた絵本。温かみのあるのが特徴で、その魅力にひかれた田部さんが千歳から布絵本を借りて北野児童会館や北野台児童会館の子育て祭りでお母さんたちに見てもらいました。

 これが人気を呼んで、「自分たちでも布絵本を作ろう」と仲間たちが集まり発足したのが「北野ゆめの会」です。

 こつこつと制作に励んだ結果、15年間で約50冊もの絵本が出来上がりました。

北野ゆめの会=2017年4月

 「北野ゆめの会」は、子育てサロンや児童会館などに布絵本を持っていき、子どもたちやお母さんたちに見てもらうほか、清田図書館で年に何回か、小さな子供相手に手製の布絵本を使った読み聞かせの会も開催しています。

 15周年作品展では、これまでに制作した約50点の布絵本を展示しています。どの作品も、会員らの心のこもった、温かみを感じさせる作品です。

ギャラリー

 会場の「チニタ」は、緑に囲まれた素晴らしい庭のある別荘地にあり、カフェとギャラリーが別棟になっています。ギャラリーで、布絵本を鑑賞してから、ギャラリーでランチやコーヒーを楽しむのもいいかもしれません。カフェはログハウスの建物です。

カフェ

 ギャラリー&カフェ「チニタ」(TEL 0133-77-2911)は、営業時間が10時から16時まで。水曜と木曜は定休です。札幌から国道231号線を行き、嶺泊トンネル内で右ウインカーを出し、トンネルを出てすぐ右折すると到着します。トンネル出口に「チニタ」の看板が右側にあります。

 大変、分かりづらいところに立地しています。道に迷ったら、カフェに電話してみましょう。

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