清田区在住の落語家、桂三段さんは7月3日(水)、清田区民センターで6月27日(木)に行ったチャリティー落語会で集まった北海道胆振東部地震の義援金10万2906円を、清田区を通じて札幌市に納めました。

桂三段さん(右)と小角清田区長
この日、桂三段さんは清田区役所に小角清田区長を訪ね、募金箱に入った義援金を手渡しました。義援金は清田区をはじめ札幌市内の震災被災者のために使われます。
桂三段さんは募金を手渡した後、小角区長と区長室でしばらく懇談し、小角区長から清田区の災害復興の状況などを熱心に聴いていました。
また、小角区長は落語が好きだそうで、飛行機などではもっぱらイヤフォンで落語を聞いているそうです。
桂三段さんは帯広出身で、2005年に桂三枝(現桂文枝)師匠に弟子入り。大阪などで修業したのち、2015年から奥さんの実家のある清田区に居を移し、北海道を拠点に活動しています。
昨年9月6日の地震で、地元清田区の災害に心を痛めてチャリティー落語会を企画。これまでに北区、厚別区、西区、南区、そして清田区でチャリティー落語会を開催してきました。今後、手稲区と白石区でも行うそうです。

秋元札幌市長の名前の入った受領証
清田区のチャリティー落語会は、今年2月に発足した住民グループ「桂三段さんを応援する清田の会」と清田区民センター運営委員会の共催で行いました。
主催者は50人ほどの来場者を予想していましたが、ふたを開けたら145人も詰めかけ、会場はぎっしり満員の大盛況でした。
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