札幌市清田区の熊谷宏之さん(平岡公園東6丁目5-16)が今年も自宅前に雪像を作りました。1月13日(月)、その雪像を見に行ってきました。

今年はゲゲゲの鬼太郎の雪像

雪不足の中で雪像を作る苦労を語る熊谷さん
熊谷さんは毎年、年末にはクリスマスツリーの雪像、お正月には新年を祝う雪像を作ってきました。
ところが、今年は異常に雪が少なく、クリスマスもお正月も雪像づくりを断念。熊谷さんは、自宅前に大きな雪像を作って今年で21年目になりますが、こんなことは初めてのことです。
それでも、なんとか雪像を作ろうと正月明けからご近所の雪を、ママさんダンプでかき集めて、自宅前に雪のステージを作り、その上にゲゲゲの鬼太郎の雪像を制作しました。雪不足のため、例年より小ぶりの雪像になりました。
熊谷さんは「本当は雪像を削って、作品を仕上げたかったけど、雪不足と気温が高めだったことから、毛糸を使って輪郭を描きました」と話しています。

満開の桜の雪像。今年も作りたいという熊谷さんですが=2019年2月11日
熊谷さんはかつて、さっぽろ雪まつりの雪像を制作する自衛隊員に雪像づくりを教わったという本格派。
毎年、2月になると、自宅前に満開の桜の大雪像を作ってきました。今年も作る予定ですが、果たして今後、雪が降ってくれるのか、熊谷さんは心配そうに空を眺めています。
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