新型コロナウイルスの感染拡大で、清田区内でもドラッグストアの商品棚から、マスクが消えたままです。2月18日(火)、区内のドラッグストア4店を回ってみましたが、どこも売切れでマスクの棚はからっぽ。「いつ入荷するかまったく未定」と言われました。
こんな状態が何日も続いています。困ったものです。
清田区内のツルハドラッグ、サッポロドラッグストア、サンドラッグ各店舗とも、商品棚にマスクはありませんでした。あるお店では「きょう少し入荷したのですが、すぐ売り切れてしまいました」とのことでした。
ある店ではこんな張り紙が。「新型コロナウイルスの影響により、マスクが欠品しています。入荷日が未定につき、商品のご予約、お取り寄せは出来かねますので、ご了承下さい。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
どのドラッグストアも入荷が全くないわけではなさそうですが、いつ入荷するかは見通せないそうで、不定期の入荷になっているようです。
菅官房長官は2月12日(水)、記者会見して「毎週1億枚以上のマスクを供給できる見通しができた」と発表しましたが、末端のお店のマスクの商品棚は空っぽです。1億枚のマスクはどこへ行ってしまったのでしょうか。
あるドラッグストアでは「実はマスクの生産は、ほとんどが中国や東南アジアの国です。国内生産は、耳が痛くならない紐のついたマスクといった一部のものしかないのです」と、なかなかマスクが供給されない現状を指摘しています。
モノづくりの工場がどんどんと外国に行ってしまった危うさが、こんなときに出ているような気がします。
消毒液もやはり売切れでした。消毒液はマスク以上に入荷が厳しいそうです。
北海道石狩管内でも、新型コロナの感染者が出ています。しかも感染経路が不明だそうです。
せめてマスクや消毒液が手に入るようにしてほしいものです。
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