札幌市の新型コロナウイルス感染が深刻になっており、「感染爆発が懸念される」(4月26日のNHKニュース)状況だといいます。4月27日(月)の北海道内の感染者確認数は35人で、うち札幌市はこれまでの最多と並ぶ26人でした。札幌市が深刻です。

 そこで提案です。札幌市と各区は、広報車を出して地域を巡回し、マイクで「不急不要な外出自粛」などを呼び掛けてはいかがでしょうか。

 市も区も専用の広報車があるわけではありませんが、災害時などには各区の自動車を広報車にして地域を巡回させ、例えば、大雨の際などは「川の洪水に気を付けてください」「土砂崩れに気を付けてください」「避難指示が出ています」といったことをマイクで呼びかけます。

秋元札幌市長

 それと同じことを新型コロナウイルスでも市長と市危機管理対策室が判断し、各区でやってはいかがでしょうか。

 北海道と札幌市は2月末の鈴木北海道知事の独自の「緊急事態宣言」で感染第1波を押さえ込みました。しかし、3月19日の宣言解除後は、残念ながら、気が緩んでしまい、今再び感染第2波に襲われている状況です。

 やはり、気のゆるみが大敵のようです。気のゆるみを防ぐために、広報車を活かすのも一つの手だと思います。

 札幌市は、まだ広報車を巡回させる判断はしていないようですが、ぜひ検討していただけたらと思います。

 それから、市と区で、新型コロナウイルス感染防止のポスターをつくり、まちのあちこちに張り出してはいかがでしょうか。これも気のゆるみを防ぐ効果が少しはあると思います。

 病院、医院、歯科医はもちろん、スーパー、コンビニ、駅、商店、郵便局、銀行など目につきやすい所至る所に張り出すのです。地下鉄やバス車内などに掲示するのもいいかもしれません。いかがでしょうか。

 広報車もポスターも市や区は、すぐにやれることです。

 鈴木北海道知事は2月末、北海道緊急事態宣言を出した時、「やれることはすべてやる」と言いました。広報車もポスターも、やれることはすべてやったらいいと思います。緊急事態なのですから。

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