札幌ドーム(札幌市豊平区羊ヶ丘)の周囲は、緑いっぱいの素晴らしい散策路になっています。夏の青空の下、札幌ドームをぐるりと周る散策路を歩いてきました。

樹林の中を行く札幌ドームの散策路

右手に札幌ドームを見ながら

 出発は北ゲートと西ゲートに向かうエントランス広場。ここから散策路に入っていきます。右手にドーム、左手に国道36号線。ですが、その間に伸びる散策路は樹林に覆われていて、まるで森の中を歩いているような感じです。

池もあり、スイレンの花が咲いていた

 池もありました。スイレンの花が咲いていました。

サッカー練習場とドーム

 ドーム周囲はまるで緑濃い公園のようです。この散策路は初めて来ましたが、ドームの周囲がこのような緑濃い散策路になっているとは知りませんでした。

 やがて樹林が途絶えて、広々とした場所に出ます。人工芝と天然芝のサッカー練習場が2面、目の前に広がります。その向こうにドームが見えます。芝生の緑がきれいです。

 サッカー練習場の隣接地は、北海道農業研究センターの敷地のようです。その境の園路を歩いて行くと、シャトルバスターミナルにたどり着きます。

サッカー練習場(左)と北海道農業研究センター(右)の間の園路

園路の途中に配置されているアート作品

ホヴァリングサッカーステージとドーム

 再び、ドーム方向に戻ると、ホヴァリングサッカーステージがあります。ここはサッカーステージも、その周囲を取り囲む小高い丘も緑の芝生できれいに整備されています。丘の上は、広々と札幌市街や遠い山並みが見渡せ、開放感が一杯です。

開放感あふれる園路

 そして目の前にはドーンと札幌ドームが存在感を示しています。

 ドームの散策路では、散歩やジョギング、犬の散歩、虫取りの子供たちなど、いろんな方を見かけました。

 森林浴ウオーキングが楽しめる森があったり、広々とした開放感ある高台があったり。これが札幌ドームの周囲を散策する魅力です。ドームの敷地は30ヘクタール。散策路は1周約3キロ、40分ほどのコースです。

 ドーム自体は技術の粋を集めた巨大な建造物ですが、その周囲は自然豊かな緑地が広がっている。そのコントラストが面白いです。

 ドームでプロ野球やJリーグのサッカーを見ているだけでは、この札幌ドームの魅力は十分には分からないかもしれません。

 札幌ドームは、緑の中に浮かぶスタジアム。札幌市民、北海道民が誇れる北海道らしいスタジアム、そんな感じがします。

 散策路の利用は無料です。駐車場もイベントのない時は、2時間まで300円で利用できます。

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