ユリの花が最も見ごろになる7月中旬、百合が原公園(札幌市北区)に行ってきました。世界中から集めたというユリの花を眺めながら、気ままに公園を歩きました。

咲き誇るユリの花=2020年7月18日

 百合が原公園は昭和58年(1983年)に開園した札幌市の総合公園です。敷地は25.4ヘクタール。ユリは「世界の百合広場」を中心に植栽されています。赤や黄色、白などの色とりどりの百合の花が咲きそろい、とても豪華な雰囲気です。

 世界の百合広場の周囲は池になっていて、カモたちがいました。札幌の公園や緑地の水辺には、どこでも、たいていカモの姿を見かけます。今年5月ごろから札幌の公園と緑地をあちこち歩き出して発見したことの一つです。

 昔よりも札幌の自然環境が良くなっている証なのでしょうか。

 池は濃い緑の樹林に囲まれていて、西洋画のような美しさです。こうした風景を見ながらの散策が、百合が原公園では楽しめます。

 サイロ展望台やリリートレインも、この風景によく溶け込んでいますね。

 広々とした芝生広場も気持ちいいですが、外周道路も樹林に囲まれていて、格好の散策コースです。実際、ウオーキングを楽しむ人の姿も見かけました。

 園内には、バラ花壇やローズウオークなどバラが植栽されているところもあります。ここは、ユリだけではないようです。バラ花壇では、バラとラベンダーがきれいなコントラストをつくっていました。

 公園の一角には、日本庭園や中国庭園などもあるんですね。パークゴルフ場や子供たちに人気の遊具広場もあります。レストランやガーデンショップもあります。何でもありの、まさに総合公園です。これは楽しく散策できますね。

 花を見ながら園内をぐるりと歩くと、結構、いい運動になりました。全体に平坦で歩きやすいです。

 アクセスは、JR学園都市線「百合が原」駅下車で徒歩7分~10分。駐車場あり。ただし、土日は満車になることがあるそうで、8月16日(日)まで臨時駐車場も開設されます。

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