厚別神社の花手水

 清田区の厚別(あしりべつ)神社=平岡2条1丁目3-1=で9月11日(金)と12日(月)の2日間、境内にある手水舎(ちょうずや)を花で飾る「花手水」(はなちょうず)が行われています。きれいで珍しい花手水が、参拝に訪れた人達の心を和ませています。

 厚別神社は9月11日と12日に恒例の例大祭を行うはずでした。しかし、新型コロナウイルス感染防止のため、今年は神事のみを行い、神輿渡御をはじめ子供相撲、奉納演芸、露店の出店などすべて中止になりました。

 厚別神社のお祭りは毎年、多くの人でにぎわい、楽しみにしている人や子供たちが多くいます。

手水舎

 今年はお祭りは中止になりましたが、少しでも地域の人たちに楽しんでもらおうと、厚別神社の神輿を担ぐ会「あしりべつ桜友會」のメンバーが、手水鉢に色とりどりの花を浮かべて「花手水」をつくりました。

 神社をお参りする前に、手水舎にある柄杓(ひしゃく)を使って手や口を清めます。これを「手水」といいますが、今年はコロナの影響で、各神社では、柄杓の共用はもちろん、手水そのものも控えてもらっているといいます。

 厚別神社の花手水は、ヒマワリやバラ、カーネーション、アジサイ、カスミソウの花で飾られ、上品で美しいたたずまいを演出しています。風鈴が上品で涼しげな音を出しています。

 スマホで写真を撮る人も多くいます。

 花手水は、コロナの影響で全国的に広がっているようで、札幌市内および近郊の各神社でも行っています。

 厚別神社では、9月11日(金)と12日(土)のほか、9月19日(土)~22日(火)の連休期間中にも行います。

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