紅葉の北野たかくら緑地(札幌市清田区北野6条4丁目)に行ってきました。周囲は住宅街に囲まれていますが、一歩中に入ると、そこは息を飲むような美しい紅葉の世界が広がっています。
北野たかくら緑地は、大正13年に高倉佐輔氏という人が開拓した「高倉牧場」の区域の一部を緑地にしたものです。3.9ヘクタールの自然林を活かした緑地で、周囲の住宅街から一歩中に入ると、そこは別世界のような森の風景になります。
カエデなどの木がすっかり黄色に色づき、緑地内の散策路や木道には落ち葉が降り積もっています。
緑地内にある広場もすっかり落ち葉を敷き詰めたようになっています。紅葉のこの時期、ちょっと北野たかくら緑地を散策してみませんか。心が洗われるようなすがすがしい気持ちになりますよ。
北野たかくら緑地に隣接している北野6条5丁目、7条5丁目は高倉牧場の放牧地だったところで、北野第一団地として昭和45年~47年ごろに分譲されました。ブロック造りの2階建て三角屋根の住宅が特徴で、清田区内で最も最初の頃に造成された団地の一つです。
晩秋の北野たかくら緑地を歩きながら、そんな清田区の歴史も少し感じたりしました。
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