札幌の人気紅葉スポット、平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目)のモミジ並木が赤く染まり始めました。

 秋晴れの10月28日(水)、平岡樹芸センターに行ってみると、大勢の方が紅葉を見に来ていて、にぎわっていました。写真を撮る人も多くいます。

 モミジ並木は、まだ一部の箇所が鮮やかに紅葉しているだけでしたが、11月初旬にかけて全体として一層赤みを増し、美しい紅葉並木となることでしょう。

 ここのモミジの葉は、もともと赤茶けた色をしていますが、毎年10月下旬から11月初旬にかけては、鮮やかな赤色に紅葉し、近年、札幌の紅葉スポットとして大変な人気になっています。

 日本庭園の付近は、紅葉のピークに達しているようでした。

 平岡樹芸センターは面積が2.9ヘクタールあり、昭和59年(1984年)に開園しました。庭木や花木類を楽しめる公園です。

 モミジ類はヤマモミジ、ノムラモミジ、シダレモミジなど8種類、700~800本植えられ、燃えるように色づく秋には特に美しく輝きます。

 平岡樹芸センターは今年、11月8日(日)まで休みなく開園します。その後は冬期間の休園に入ります。開園時間は8時45分~17時15分。紅葉期間中は、臨時駐車場も設けられています。また、軽食やコーヒーを販売するキッチンカーも園内で営業しています。

 路線バスは新札幌と大谷地から乗車、「平岡4条2丁目」バス停下車です。

 今年は、ANA(全日空)カレンダーの写真に平岡樹芸センターの紅葉風景が採用されたせいでしょうか、コロナ禍にもかかわらず例年より多くの人でにぎわっているような印象です。

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