平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目、愛称:みどりーむ)の真っ赤に染まったモミジの紅葉並木の風景写真が、ANA(全日空)2020年版カレンダーの10月編に採用されています。
1月から12月まで毎月、世界の観光スポットの写真からなるANAカレンダー。その中に、平岡樹芸センターが堂々と入っているのです。今や、「世界の平岡樹芸センター」ですね。
ANAカレンダー「Welcome Aboard2020」の各月の写真は、日本から4つ、海外から8つの有名観光スポットの写真が採用されました。この中に平岡樹芸センターが入っています。各月の写真は次の通りです。
1月 富士山
2月 ロサンゼルスの夜景
3月 北京・故宮
4月 長野・千曲川の堤防の桜並木
5月 パリ・エッフェル塔
6月 シドニー・オペラハウス
7月 東京・足立の花火大会
8月 ロンドン・ビッグベン
9月 メキシコ・テオティワカン遺跡
10月 札幌・平岡樹芸センター
11月 バンクーバーの街並み
12月 ミュンヘン・ノイシュヴァンシュタイン城
そうそうたる世界の観光スポットの中に、平岡樹芸センターが堂々と入っているのです。
ANAは、このカレンダー写真を創る際、作品を公募しました。約800点の作品が集まり、その中から12点を選んだそうです。
平岡樹芸センターの作品は、佐藤哲也氏という方が撮った写真です。真っ赤に色づいたモミジの並木、そして並木の道も落葉したモミジで真っ赤になった風景をとらえた素晴らしい作品です。
ANAの選考アドバイザーは「明確な季節を持つ北国の魅力を伝える、旅情あふれる作品」とコメントしています。
今まさに10月。ANAのカレンダーは、平岡樹芸センターの紅葉並木を見せています。きっと全国の多くの方が、この平岡樹芸センターの紅葉写真をご覧になっていることでしょう。
平岡樹芸センターのボランティア「環境サポーターズ・三次郎の会」の竹沢美千子さんは「先日、ANAカレンダーを見て平岡樹芸センターに来てくれた人がいました。ANAカレンダーに採用されたことで、全国に樹芸センターが知られるようになり、うれしいです」と話しています。
平岡樹芸センターは、ノムラモミジ、ヤマモミジ、シダレモミジなど8種のモミジ類700~800本が植栽されています。とりわけ、園内中央部にある長さ150メートルのノムラモミジの並木は、真っ赤に染まって見事な風景となります。ANAカレンダーの写真も、この並木の写真です。
平岡樹芸センターに10月17日(土)に行ってみました。木々の紅葉が進み、多くの人が散策に訪れていました。ANAカレンダーの効果もあるのでしょうか。もう秋の平岡樹芸センターを十分楽しめますが、モミジ並木の紅葉はもう少し先のようです。
モミジ並木の葉は、春からくすんだ茶色っぽい色をしていますが、毎年10月末から11月初めにかけて、ひときわ鮮やかな赤色に染まります。環境サポーターズ三次郎の会の竹沢さんは「10月25日ごろから、見ごろになるのでは」と言っています。
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