札幌市清田区平岡公園東5-16の熊谷宏之さんは毎年、自宅前の庭に新年を祝う雪像を作っています。雪像の題材は毎年、変更しており、今年は見事な「ドラえもん」の雪像を制作しました。
熊谷さんが新年の雪像づくりを始めて、今年で22年目になります。
以前は、干支の動物の雪像を作っていましたが、近年はマンガの主人公の雪像が多くなっています。2018年は「アンパンマン」、2019年は「バイキンマン」、2020年は「ゲゲゲの鬼太郎」、そして今年は「ドラえもん」です。
雪像の制作は12月26日に開始。雪を集め、コンパネで四角い雪に固めて、その後、雪を削って「ドラえもん」を作りました。1月4日に完成し、1月中旬まで見られるそうです。
熊谷さんは、さっぽろ雪まつりの大雪像を制作する自衛官に制作のコツを教えてもらった本格派。単なる雪だるまではないのです。
清田区の住宅街にある熊谷さんの雪像は毎年、近所の話題です。かつては清田区長がわざわざ見に来て、写真を撮って清田区役所ホームページで紹介したこともありました。
熊谷さんは毎年、新年の雪像だけでなく、12月のクリスマスツリー、2月の満開の桜も制作しています。
今冬は12月に雪がなく、クリスマスツリーの雪像はあきらめ、庭の松の木を利用してクリスマスツリーを演出しました。
今後、1月下旬から「満開の桜」の雪像を作り始めます。2月上旬には、見事な「春を呼ぶ満開の桜」の雪像が見られるはずです。
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