清田区社会福祉協議会が区民から募集した「ほっこり川柳」の入選作が決まりました。金賞は次の2作品です。
「困りごと 一声かける この勇気」(俊坊)
「くわしくは ホームページに 老い惑う」(まどう)

ほっこり川柳の応募箱

 ほっこり川柳の募集は、1月下旬から2月末まで、清田区社会福祉協議会が区内のスーパーやドラッグストア―、各まちづくりセンター、清田老人福祉センターなど35カ所に応募箱を設置して行いました。

 その結果、280人の方から427句もの多くの作品が寄せられました。小中学生から高齢者まで各世代から応募があったそうです。

 その結果、テーマ1「ボランティア活動を通して」の入選作は次の通りです。

〇金賞 「困りごと 一声かける この勇気」(俊坊)
〇銀賞 「学童の 朝の見守り ハイタッチ」
〇銅賞 「あいさつで 隣近所が 円くなる」(桂の子)
〇銅賞 「ディスタンス 心と心は 近付けて」(てるちゃん先生)
〇銅賞 「一人暮らし 手を貸す勇気 笑顔から」(ゆめこ)

 テーマ2「日常生活での困りごと」の入選作は次の通りです。

〇金賞 「くわしくは ホームページに 老い惑う」(まどう)
〇銀賞 「見守りで 同級生に トシいくつ?」(ケンヨウ)
〇銅賞 「祖母のLINE 返信いつも ボイスです」(アリエル)
〇銅賞 「肩凝って 湿布貼るとき 誰か来て」(一葉)
〇銅賞 「凍る道 牛歩のごとく 病院へ」(佐々木清萠)

 ほかにも、ほっこりする川柳が多数寄せられました。

 例えば、次の作品、ほっこりしますよね。
「おおそうじ はりきりたいが ようつうで」(かこりん)
 勝手に、「ひろまある清田」賞とさせていただきます。

 ほっこり川柳の募集は、コロナ禍でなにかと大変な毎日ですが、ほっこりした温かい支え合いの気持ちが地域に少しでも広がればとの願いで行ったそうです。  

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