今年度の清田区民シニアスクールは、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年度に続き2年連続で中止となりました。

児童と給食交流をするシニアスクール生

 シニアスクールは60歳以上の清田区民が対象のスクール。清田区が2006年から独自に始めたユニークな取り組みです。

 毎年5月から12月までの水曜日、三里塚小学校(札幌市清田区里塚2条6丁目)で開講します。高齢者には懐かしい小学校の教室で授業を受けることになります。

 科目は、家庭菜園、そば打ち、健康法など多彩。中でもユニークなのが、三里塚小学校の児童との交流がふんだんにカリキュラムに取り入れられていることです。

 シニアスクールは、清田区が主催し、里塚・美しが丘地区センター(里塚2条5丁目、指定管理者:NPO法人ワーカーズコープ)が運営しています。

 卒業生の中には、地域ボランティアで活躍したり、地域デビューを果たしたりする人も多くいます。2年連続の中止は残念ですが、コロナ禍の中、致し方ないでしょう。

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