札幌市清田区の旧道の桜並木が見ごろを迎えました。4月29日(木祝)、地域の人が桜見物をしながら散策していました。

旧道の桜=2021年4月29日

 この桜並木は旧道の清田1条1丁目~北野1条1丁目の区間で、エゾヤマザクラが約200本あると言われています。

 この区間は、区民の公募により「あしりべつ桜並木通り」という愛称が付いています。歩道には桜の木に沿って遊歩道も整備されていて、清田区のちょっとした桜スポットになっています。

 旧道は、国道36号線が昭和46年(1971年)に里塚―北野間が直線化されるまでの国道で、今も地域の道路として活用されています。もともとは明治6年(1873年)につくられた札幌本道(室蘭街道)がはじまりの道路です。

 旧道はいわば清田区の歴史とともに歩んだ道路で、その一部区間を地域では「あしりべつ桜並木通り」と呼んで、大事にしています。

 桜は見頃を迎えましたが、しばらく雨模様の日が続く予報で、ちょっと残念です。

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