きょう4月29日（木）のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の視聴者の質問・意見コーナーで、北海道の医師の方の投稿が紹介されました。全文、次の内容でした。

「当方、北海道で医師をしておりコロナ診療に携わっております。
既に物資が足りず高齢者は人工呼吸器管理をしないという方針になってます。
ベッドもないため入院が必要と思われる患者に帰宅いただいております。
コロナの患者さんを高度専門病院に転院の相談をしたところ、ベッドがないためそちらで看取ってくださいと言われたという現実もあります。
もっと現実を見てください。」

　アナウンサーが全文を読み上げ、羽鳥さんは「北海道でこういう現実があるということです」と述べました。

　ショッキングな内容です。これはもう医療崩壊といっていいのではないでしょうか。そして、おそらく、これは北海道といっても、コロナ患者が飛びぬけて多い札幌のことではないでしょうか。

　おそろしいことです。

　きょう4月29日の北海道の新型コロナウイルス新規感染者数は234人、うち札幌市は172人だそうです。感染が急拡大し、緊急事態です。

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