
復興を見守る1本の桜=2021年5月7日
2018年9月の地震で大きな被害が発生した札幌市清田区里塚の被災地に立つ1本の桜。今年も満開の花を咲かせました。地域の復興を見守ってくれているようです。

桜の前の更地は里塚中央ぽぷら公園
この桜は、清田区里塚1条1丁目の里塚中央会館前の広場にあります。地域の人が40年ほど前に家の桜の木の苗木を1本ここに植えたら、こんなに大きな桜の木になったそうです。桜はソメイヨシノです。

桜の花の前で家の新築工事が行われている
この桜の木の前は、あの地震で、道路や地盤が陥没し、多くの家が傾いた被災現場の光景が広がっていました。あれから2年半。傾いた住宅は撤去され、宅地や道路は札幌市発注の地盤補強工事も完了しました。そして、新しく建つ家の建築工事が今、進んでいます。
桜の木の前にあった里塚中央ぽぷら公園は、地震で大きく陥没、変形しました。地震後は復旧工事の拠点になっていましたが、今は更地になっており、今年ようやく公園復活工事が行われます。
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