新型コロナウイルスの4月26日~5月2日の各区別新規感染者数は下記の通りです。カッコ内は前週(4月19日~4月25日)。
■各区別新規感染者数
中央区 242人(121人)
東区 189人(122人)
北区 142人(107人)
白石区 132人(66人)
豊平区 131人(90人)
西区 103人(47人)
南区 65人(57人)
清田区 39人(25人)
手稲区 30人(35人)
厚別区 20人(28人)
この数字は、感染症専門医である岸田直樹先生の分析「札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析」のデータです。札幌市のホームページに掲載されています。下記の分析と感染事例もこの「週間分析」からのデータです。
これまで「ひろまある清田」では、このデータは札幌市医師会のホームページに掲載されていたので<札幌市医師会発表>として紹介させていただいていました。
■人口10万人当たり各区別感染者数
(4月26日~5月2日)
中央区 100.0人(50.4人)
東区 72.1人(46.6人)
白石区 61.7人(30.9人)
豊平区 58.4人(40.1人)
北区 49.6人(37.4人)
南区 48.0人(42.1人)
西区 47.2人(21.6人)
清田区 34.7人(22.2人)
手稲区 21.1人(24.6人)
厚別区 15.8人(22.2人)
以上の数字は、4月26日~5月2日の数字です。その後、札幌市の5月6日の251人、5月8日の277人、5月9日の326人、5月10日の260人超という数字は入っていません。次週はさらに数字が急拡大すると思われます。
■分析
・ウイルスは変異株に置き換わり、全国に広がりを見せている(変異株陽性率81.1%)。
・20代~50代の変異株患者が増加している。
・倦怠感、関節痛、筋肉痛、食欲減退などが数日続いて発熱といった症状があるのに、仕事に出ている陽性患者が目につく。こうした症状がある場合は、積極的に受診・検査へ。
・第4波(今回)は第3波までとは別な病気と思ってほしい。高齢者でなくても重症化する。高齢者でなければ大丈夫というのは昔の話。
■感染事例と対策
・食欲不振だけと思って仕事に出ていたら、職場の人に感染させてしまった。対策→症状があれば積極的に受診・検査を。
・職場の休憩時間に、マスクなしで会食して感染。対策→換気、黙食、携帯型アルコール消毒液を持参。
・結婚披露宴で同じ円卓、さらに2次会、3次会で感染。対策→徹底した感染対策を。
・職場で感染対策に不安があるけど、言い出せない。対策→職場で感染対策の責任者を決めてトップダウンで対策を行う。
・コンタクトスポーツのクラブチームで感染拡大。対策→集まってのスポーツは原則禁止。参加者の体調は自己チェックではなく相互チェックする。
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