新型コロナウイルスの6月14日(月)~6月20日(日)1週間の札幌市各区別新規感染者数および人口10万人当たりの各区別新規感染者数は下記の通りです。カッコ内は前週(6月7日~6月13日)。

■各区別新規感染者数
白石区 59人(93人)
中央区 58人(111人)
東区  49人(79人)
北区  32人(57人)
西区  29人(71人)
豊平区 20人(73人)
南区  15人(19人)
清田区 13人(24人)
厚別区 13人(23人)
手稲区 9人(32人)

 全区で前週よりも減少しました。白石区が中央区を抜いて最多区になっています。清田区は24人から13人に減りました。

■各区別減少率(前週比)
豊平区 -72.6%
手稲区 -71.9%
西区  -59.2%
中央区 -47.7%
清田区 -45.8%
北区  -43.9%
厚別区 -43.5%
東区  -38.0%
白石区 -36.6%
南区  -21.1%

 豊平区と手稲区は減少率が70%を超え、大幅に感染者が減りました。

■人口10万人当たり各区別新規感染者数
白石区 27.6人(43.5人)
中央区 24.2人(46.2人)
北区  18.7人(30.2人)
西区  13.3人(32.6人)
清田区 11.6人(21.3人)
北区  11.2人(19.9人)
南区  11.1人(14.0人)
厚別区 10.3人(18.2人)
豊平区 8.9人(32.5人)
手稲区 6.3人(22.5人)

 数字と分析は、感染症専門医の岸田直樹先生の「札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析」から取りました。このデータは札幌市民にとって、とても参考になります。札幌市と札幌市医師会のホームページで公表しています。

 感染者数はピーク時よりかなり減ってきましたが、インド株の流行が次の波として懸念されています。オリンピックがあることも懸念材料です。

 入院患者のうち重症・中等症の患者が全体の二分の一を占めており、札幌の医療負荷は依然と高い状態が続いています。もう一息頑張りましょう。

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