サッポロさとらんど(札幌市北区丘珠町584)は、正式名「札幌市農業体験交流施設」という農業をテーマにした公園・遊園地ですが、散策やウオーキングにももってこいの緑豊かな公園です。

 面積は74.3ヘクタール、札幌ドーム14個分の広さがあるそうです。中心施設の「さとらんどセンター」近くの駐車場に車を停め、入園しました(2021年7月14日)。

 さとらんどセンター前をスタート・ゴールにした健康散歩道(ウォーキングコース)が設定されていて、ほぼそれに沿って歩きました。園内1周4㎞のコースです。

 さとらんどは、収穫体験ができる農園や、市民農園、バターづくりやソーセージ加工などの手作り体験など、さまざまな農業体験ができます。

 また、市民講座「さっぽろ農学校」を開講していることでも知られています。

 こうした農業をテーマにした施設や取り組みのほかに、馬やヤギ、ヒツジ、ウサギなどがいたり、幌馬車、SLバス、レンタサイクルなどのアミューズメントもあり、遊園地の要素もあるようです。

 こうした中、自然豊かな中を気持ちよくウオーキングできる公園にもなっています。

 さとらんどセンター前の道は、見事なポプラ並木になっています。そのせいか、どことなく北大構内を連想させる北海道らしい風景です。芝生広場が広がっていて、池にはカモがいました。

 バーベキューができる炊事広場もありますが、コロナの関係で閉鎖しているようでした。

 さとらんどは、さとらんど通りという道路を挟んで北側と南側の2つから成り立っています。その通りをまたぐ「さとのかけ橋」の付近一面には、ちょうどラベンダーがきれいに咲いていました。

 さとのかけ橋を渡って南側に入ると、木はなく見渡しの良い原っぱや広場、収穫体験農園が広がっています。開放感いっぱいの光景で、遠く札幌の山並みもよく見渡せます。

 さとらんどのすぐ隣にはモエレ沼公園があり、モエレ山もよく見えます。

 こうした中をてくてく歩いて、再びさとらんどセンターに戻りました。

 ヤギやヒツジと遊んだり、SLバスにも乗ってみました。ヤギとヒツジとは100円の餌を買うと、触れ合うことが出来ます。SLバスは大人300円、高齢者は無料です。

 サッポロさとらんど。整備の行き届いた公園で、気持ちよく散策できました。

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