石狩市北生振(きたおやふる)にある「いしかり調整池」に行って来ました(2021年9月4日)。巨大な農業用貯水池で、池に集まるサギ類などの水鳥を見ながら一周1600メートルの散策路を歩きました。

いしかり調整池=2021年9月4日

ダイサギ
いしかり調整池は2007年に完工。451m×334mの長方形の貯水池で、通常水深は3.3mあるそうですが、農業用水の需要がなくなる8月下旬になると水抜きし、人工干潟が出現します。
ここを管理している石狩土地改良区と北海道野鳥愛護会とが確認書を交わし、9月と10月の2カ月間、調整池敷地内の立ち入りがOKとなり、管理棟のトイレも使えるそうです(日曜日を除く)。

調整池周囲に伸びる散策路
ここに来る人は、ほとんどバードウオッチャーで、双眼鏡や大きなレンズ付きのカメラを持った人たちです。
散策路は池の周囲にまっすぐ伸びているだけですが、池の水鳥たちを眺めながらの散策が楽しめます。

調整池ほとりの築山
餌の小魚を求めて集まってくるダイサギやアオサギが多いようですが、シギ、チドリ類、カモ類、ハヤブサなどの猛禽類なども来るそうです。

築山からみた調整池
管理棟の付近は芝生がきれいに整備され、周りを一望のもとに見渡せる築山も設置されています。
石狩土地改良区と野鳥愛好家の皆さんが一生懸命に環境整備に努めている水鳥の楽園。マナーを守って、いつまでもこの環境を大事にしたいと思いました。
「いしかり調整池」の場所、行き方、詳細等は、こちらのホームページをご覧ください。
[広告]