札幌市清田区里塚緑ヶ丘の住宅街に「里塚緑ヶ丘緑道」という小さな散歩道を見つけました。決して長くはない緑道ですが、この時期、美しい紅葉を見ながらの散策が楽しめます(2021年10月24日)。

里塚緑ヶ丘緑道=清田区里塚緑ヶ丘6丁目

 里塚緑ヶ丘緑道(清田区里塚緑ヶ丘6丁目)は、厚別東通から入り里塚緑ヶ丘公園までの長さ150メートルほどの緑道です。カエデ類などの木々の葉が色づき、絵のように美しい散歩道になっています。

 里塚緑ヶ丘緑道は、もう一つ里塚緑ヶ丘3丁目にもあります。こちらの緑道は長さが120メートルほどで、里塚緑ヶ丘みはらし公園につながっています。

 2つの少し距離の離れた里塚緑ヶ丘緑道は、地図を見ると一直線上にあることが分かります。そして、この直線上には高圧送電線が走っています。送電線の下は住宅には向かず、緑道や公園にしたことが分かります。

2つの里塚緑ヶ丘緑道が一直線上にあるのが分かる

 6丁目の緑道から、送電線沿いに、里塚緑ヶ丘公園、ホクレンショップなどを抜けて少し歩くと、3丁目の緑道に出ます。

 そして、驚いたことに、そのさらに延長線上には、平岡公園があり、さらには厚別中央通と厚別滝野公園通を結ぶ緑道「平岡杜のみち」に続きます。

送電線の下に伸びる里塚緑ヶ丘緑道=里塚緑ヶ丘3丁目

 送電線の下を公園や緑地が、まるで緑の帯のように一直線上に清田区の住宅街の中を貫いているのです。

 NHKの「ブラタモリ」ではないですが、送電線が清田区の公園と緑地・緑道の配置に大きく影響していることがよく分かります。

 清田区土木センターによると、6丁目の里塚緑ヶ丘緑道は2006年完成で、面積3736㎡。3丁目の里塚緑ヶ丘緑道は2009年完成、面積は2527㎡。里塚緑ヶ丘の美しい住宅団地造成とともに整備された緑道のようです。

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