記録的な大雪で清田区内では2月22日(火)、北海道中央バスの路線バスが始発からほぼすべて運休となり、区民の暮らしに大きな影響が出ています(22日15時現在)。

中央バスのバス停。運休の張り紙が風雪に揺れていました

 中央バス平岡営業所と大曲営業所によると、運行しているのは平岡営業所-国道36号線-札幌駅前の80系統と、平岡営業所-北野通-札幌駅前の64系統の2路線だけだといいます。ほかの清田区内を走る路線は、始発からすべて運休となっています。

運休を知らせる張り紙=清田団地中央バス停

 運休の理由は、ドカ雪により道路が狭くなりバスが安全に運行できないためだそうです。ここまで路線バスが止まってしまうのは、清田区誕生以降、初めてのことと思われます。

 バスが止まってしまい、通勤通学、買い物、病院通いなど、区民の暮らしに大きな影響が出ています。

 この大雪でも、札幌市営地下鉄は平常運行しています。清田区は地下鉄がなく、公共交通は路線バスに頼っています。そのバスがほとんど止まってしまうと、やはり地下鉄を清田まで延伸してほしいと痛感します。

臨時休業を知らせるダイソー真栄店の張り紙

 清田区内の飲食店や店舗の中には、急きょ臨時休業するところも出ています。清田区真栄4条2丁目、東光ストア真栄店2階の100円ショップ、ダイソーは、雪で従業員が出勤できず、臨時休業になりました。

雪に埋もれる街

 区民は朝から何度も雪かきでくたくた。家の周りには、もう雪を捨てる場所もなく、困っています。生活道路では、車やタクシーのタイヤが雪で埋まり、あちこちで脱出に苦労する光景が見られました。

 中央バスの最新の運休情報は、こちらの中央バスホームページ(運休情報)で確認できます。

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