あしりべつ郷土館は、清田区の歴史を写真や絵図等のパネルで紹介する「あしりべつ郷土館パネル展」(札幌市清田区清田1条2丁目)を清田区民センターで開催します。
前半(3月24日~4月6日)と後半(4月14日~4月27日)の2部に分けて行います。
前半は「開拓の始まりの頃」と「国道36号線 道の歴史」という2つのテーマで絵図や写真等6点を展示します。
「開拓の始まりの頃」では、岩手県から来道して明治6年(1873年)に清田区地域に初めて入植、開拓を始めた長岡重治一家の写真や、今の清田小学校玄関付近にあった休泊所と厚別川(あしりべつ川)に架かる木造橋を描いた絵図など、明治初め頃の清田地区の様子が分かる絵図などを展示しています。
「国道36号線 道の歴史」では、昭和28年(1953年)に完成した弾丸道路(札幌―千歳)の写真6枚などを展示しています。この弾丸道路は、もともとは明治6年(1873年)に開拓使が造った札幌本道(札幌―函館)で、昭和28年、北海道初の舗装道路となり、当時、弾丸道路と呼ばれました。清田区では、今も「旧道」と呼ばれている道路が、かつての弾丸道路=札幌本道です。
後半(4月14日~4月27日)は、「清田区の歴史遺産 吉田用水跡」と「農村時代の記憶」というテーマで、興味深い写真等の資料を展示します。
会場は、コロナワクチン接種会場の区民ホールに向かう途中の廊下の壁。ワクチン接種後に、少し足を止めて見ていただければ、とあしりべつ郷土館では期待しています。
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