里塚・美しが丘地区センター(札幌市清田区里塚2条5丁目1-1)の指定管理者であるNPO法人ワーカーズコープ北海道事業本部(札幌)の「まちづくり講座」第2弾が5月28日(土)、里塚・美しが丘地区センターで開催されました。

「つなが~る」の村上さん(右)とワーカーズコープの廣奥さん

 今回は、ワーカーズコープと一緒に地域サロン「三世代サロンつなが~る」(清田区里塚1条2丁目10-3)を立ち上げて運営してきた「つなが~る」代表の村上悦子さんと、ワーカーズの廣奥基さんの2人が「つなが~る」の取り組みを紹介しました。

三世代サロンつなが~るの活動拠点

 「三世代サロンつなが~る」は2009年、地域の託児事業から活動をはじめ、翌2010年には里塚・美しが丘地区センター近くのアパートの1室で「三世代サロン」を立ち上げました。

 その後、2014年には待望の一軒家に引っ越し、地域のつながり作りと地域コミュニティーの再生を掲げて活動を続け、今日に至っています。

つなが~るサロン

 主な活動としては、毎月1回、参加費500円で、みんなでランチを作り、食べて、おしゃべりする「つなが~るサロン」を開催。

 さらに、里塚・美しが丘地区センターのイベントには進んで参加し、イベントの軽食作りと販売なども行います。

つなが~るパソコン教室

 毎週火曜日と金曜日に里塚・美しが丘地区センターで行っている「つなが~るパソコン教室」は、「何回同じことを聴いてもOK」という高齢者に優しいパソコン教室として人気です。

 ほかにも、健康マージャン、ハワイアンキルト、カービング、大正琴などのサークル活動や、生活支援活動(有償ボランティア)も行っています。生活支援は、部屋の片づけ・掃除、畑起こし、除雪の手伝い、町内会館の管理・清掃などさまざまです。

 「三世代サロンつなが~る」は、里塚・美しが丘地区センターの指定管理者であるNPO法人ワーカーズコープとともに歩んできました。共に「地域のつながりをつくる」という理念が一致しているからです。

参加者で意見交換

 「つなが~る」の村上さんとワーカーズコープの廣奥さんから、以上のような活動紹介があり、講座に参加した女性からも「東京から引っ越して、話し相手もいなくて孤独だったけど、サロンに参加して友達ができた」といった声がありました。

 ただ、コロナ禍で、この2年間は思ったような活動ができず、ちょっと寂しい感じがあるそうです。

「まちづくり講座」第2弾はワーカーズコープ職員と地域の人たち計10名が参加、意見交換しました。

 里塚・美しが丘地区センターでの「まちづくり講座」第1弾は5月14日(土)行われ、札幌市北区篠路でコミュニティ・カフェ「篠路まちづくりテラス和気藍々(わきあいあい)」を地域の人と作った石本依子さんのお話を聴きました。

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