札幌国際大学イネーブルガーデンコンサートが7月2日(土)、同大学のガーデンで開催され、地域住民ら約50名が花に囲まれて音楽を楽しみました。

パンチのある演奏、吉澤吉澤
同大学のガーデンは220坪の広さがあり、学生たちが園芸療法士資格を目指して、花を学び育てている場所です。この時期は、バラをはじめラベンダーなど色とりどりの花が咲き誇り、ガーデンが一番華やかになる季節です。
ガーデンコンサートはコロナのために過去2年間は中止を余儀なくされましたが、今回は3年ぶりに開催できました。
従来は札幌国際大学の単独開催でしたが、今年から清田区も共催になりました。

HIKAblefの演奏
演奏したのは、札幌国際大学軽音楽部のバンド3組と、インストゥルメンタル兄妹ユニット「吉澤吉澤」、クラシックをカジュアルに演奏する4人組「HIKAblef」、ピアノとフルートの「堀澤幸恵&大島さゆり」の各グループ。
「吉澤吉澤」は清田区平岡出身。妹のピアノと兄のドラムでオリジナル曲などを、いつものように軽快でパンチのある演奏で披露してくれました。
「HIKAblef」は、バイオリンの林ひかるさんが平岡出身。「運命」や「チャルダッシュ」などクラシックのおなじみの曲をカジュアルに演奏しました。

ピアノの堀澤さんとフルートの大島さん
「堀澤幸恵&大島ゆかり」の堀澤さんは清田区清田出身のピアニスト。現在は福岡在住で、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」のピアニストとして活躍しているそうです。大島さんのフルートとともに、「赤いスイートピー」「コスモス」といった花にまつわる曲などを優しい音色で披露してくれました。

コンサート終了後、ガーデンを見て回る観客

好評だったハーブ水のサービス
また、今回は札幌市制100周年記念事業という位置づけから、札幌にまつわる曲をということで、「吉澤吉澤」が「時計台の鐘」、「HIKAblef」が「好きですサッポロ」、「堀澤幸恵&大島さゆり」が「虹と雪のバラード」をそれぞれのアレンジで演奏してくれました。素晴らしかったです。
会場には、ガーデンの維持管理を手伝っているボランティアの人たちがハーブ水を用意してくれました。暑い日だったので、観客の皆さんは曲の合間などにハーブ水で、のどを潤していました。花と音楽に癒されるコンサートでした。
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