清田区高齢者教室「ふれあい学園」の入学式が7月5日(火)、清田区民センター(清田区清田1条2丁目)で行われました。

ふれあい学園入学式

 ふれあい学園は清田区と清田区民センターで運営しており、平成10年(1898年)から毎年、1年制で開講していますが、2020年と2021年はコロナのために休校し、今年は3年ぶりの開校となりました。

 今年の受講生は20名で、全員60歳以上です。入学式では、学園長の山田一八清田区長が「ふれあい学園での活動と出会いを大切に、親交を深めてください」と式辞を述べ、同窓会の梅木勝美会長があいさつ。終了後、清田区民センター玄関前で記念写真を撮りました。

 ふれあい学園では、9月27日までの毎週火曜日、清田区民センターで「おいしいコーヒーの淹れ方」「スマホ講座」「絵手紙」「健康体操」などを学ぶほか、市民防災センターでの体験学習、札幌市資料館での模擬裁判体験、札幌オリンピックミュージアム見学、元オリンピック選手の講話など多彩なカリキュラムが組まれています。

みんなで入学記念撮影

 ふれあい学園は、新しい趣味を見つけたり、仲間を作ったり、高齢者の生きがいづくりの貴重な場になってきました。これまでの卒業生は700名を超えているそうです。

 卒業生の組織・ふれあい学園同窓会もあり、今年も8月末にニセコの温泉に一泊二日の親睦旅行を計画しています。

 清田区にはもう一つ、区主催で三里塚小学校の教室で開講する「シニアスクール」がありますが、こちらは小学校が会場ということもあり、コロナ禍の中で3年連続の中止を余儀なくされています。

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