子供がまちで不審者に遭遇した場合の対処の仕方を学ぶ「こども110番の家」防犯訓練が10月8日(土)、清田中央地区で行われました。

「こども110番の家」で不審者の特徴を話す児童たち
清田中央地区町内会連合会と清田緑小ミニ児童会館の主催で、同地区では昨年に続き2回目の開催です。

「こども110番の家」を探す
「こども110番の家」とは、子供が街頭や公園などで誘拐、暴力、痴漢、付きまといなど身の危険を感じたときに安心し助け求めることができる家や商店のことです。清田中央地区では640軒が登録しており、家の前などに「こども110番の家」と書いた黄色いプレートを張り出しています。

「こども110番の家」のプレート
訓練は、子供たちに「こども110番の家」の存在を知ってもらうことに加え、いざという場合の対処の仕方を、子供と「110番の家」の大人にも体験してもらおうという狙いで行いました。

不審者を描いた絵を見て特徴を覚える訓練
訓練には、児童27人と町内会役員ら大人40人が参加しました。9つのグループに分かれて清田緑小学校を出発、それぞれ黄色いプレートの「こども110番の家」を見つけ、地図上に印を付けていきます。
途中、不審者の人相を描いた絵を持つ人が現れると、こどもたちは近くの「こども110番の家」に駆け込み、不審者の人相や年齢、服装、車の特徴などを「110番の家」の大人に告げる訓練をしました。
不審者の出没はあまりニュースにはなりませんが、清田区でも子供や女性を狙った迷惑行為などの事案は起きています。そうした場合に備えて、「こども110番の家」は地域の安心装置の一つと言えそうです。
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