札幌国際大学(札幌市清田区清田4条1丁目)観光学部の学生たちが北海道コカ・コーラボトリング(清田区清田1条1丁目)とコラボして、清田区オリジナルモクテルの試作品3種類を開発しました。

清田区オリジナルモクテルを試飲する山田清田区長ら

 10月25日(火)、札幌国際大学で開催された試飲・意見交換会(札幌国際大学、北海道コカ・コーラボトリング、清田区共催)で、清田区モクテルが発表されました。

「白旗山の雪」

 モクテルとは、アルコールを含まないカクテルのこと。「似せた、真似た」という意味の英語「モク(mock)」に、「カクテル(cocktail)」を組み合わせた造語です。イギリスが発祥の飲み物で、日本でも注目を集めています。

「夕暮れの平岡梅林」

 学生たちは、地元清田区を盛り上げようと、今年5月から、コカ・コーラ社員のアドバイスを受け、オープンキャンパスの際などに様々なアンケート調査もして開発してきました。

 発表された清田区オリジナルモクテルは「白旗山の雪」、「夕暮れの平岡梅林」、「ドルチェ・ベリー・ベリー」と名付けられた3種類。

 「白旗山の雪」は、アンバササワーホワイトをベースに、バタフライピーを注ぎ、バニラアイスを載せたカクテル。

「ドルチェ・ベリー・ベリー」

 「夕暮れの平岡梅林」は、平岡梅林のつぶした梅を入れ、梅シロップ、スプライトを混ぜ、バタフライピーを静かに注ぐカクテル。

 「ドルチェ・ベリー・ベリー」は、グラスの底にイチゴとあんこを入れ、綾鷹カフェほうじ茶ラテと牛乳を混ぜて注ぎ、最後に生クリームをトッピングしたカクテル。

学生たちが開発の過程を説明

 清田区の山田区長と、コカ・コーラの佐々木社長、札幌国際大学の蔵満学長、同大学短大部の平野学長の4人が試飲し、感想を述べ合いました。「白旗山の雪」は「さわやかで爽快」、「ドルチェ・ベリー・ベリー」は「懐かしい和テイストの感じがいい」など、好評でした。

試飲・意見交換会の様子

 学生たちは引き続き改良を重ね、清田区内の飲食店などのメニューに入れてもらうことを目指します。北海道コカ・コーラの佐々木社長は、「カクテルなのでペットボトルなどのパッケージ商品は難しいが、それでも『白旗山の雪』はパッケージでも行けるかもしれない」と話していました。

清田区モクテルを試飲した4人と、開発した学生たち

 山田清田区長は「区主催のイベントなどで、この清田区オリジナルモクテルを販売してみたい」と意欲的でした。

 清田区オリジナルモクテルが、市販される日が来るといいですね。

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