晩秋の豊平公園(札幌市豊平区豊平5条13丁目)に行ってきました(2022年11月16日)。カラマツの黄葉した細い針状の葉が、はらはらとまるで雪のように舞い落ちていました。

晩秋の豊平公園=2022年11月16日
豊平公園は、地下鉄東豊線「豊平公園」駅を出てすぐのところにあります。駐車場もあるので、車でも行けます。

落ち葉のじゅうたん
公園に着いたところで、雨がぱらぱら落ちてきたので、近くの宮田屋珈琲豊平店で一休み。やがて雨が止んだので、公園散策を始めました。
豊平公園は、農林水産省林業試験場の跡地を利用して1977年(昭和52年)に開園したとあって、園内は多くの樹木があります。住宅街の中にあるのに、ちょっとした森になっています。
この時期は、さすがに花はなく、木々は色づき、多くの葉は散ってしまっていました。どこか晩秋の哀愁が漂う園内です。落ち葉のじゅうたんが、あちこちにできていました。

ノムラモミジの紅葉

白樺林
ノムラモミジが赤く色づいている一角があり、ここだけはあでやかな雰囲気が漂っていました。まだまだ紅葉が楽しめ、ちょっと驚きでした。
葉が落ち、冬を迎えようとしている白樺林が、上品できれいでした。夏の豊平公園とは別の美しさが楽しめます。
豊平公園は、周囲を住宅街に囲まれ、マンションも多いこともあり、来園者が比較的多い公園です。

ヤチダモの並木
「札幌 公園緑地さんぽ」で、札幌の公園をあちこち歩いてきましたが、札幌の公園は一般に、利用する人をあまり見かけません。もったいないと思います。
その点、豊平公園は、訪れる地域の人たちの姿をよく見かけます。とてもいい感じです。
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