清田区民センターの「うたごえ喫茶」が12月16日(金)、3年ぶりに開催されました。高齢者を中心に約40人が懐かしい歌をみんなで元気に歌いました。

 「うたごえ喫茶inきよた」は、清田区民センターが年に数回開催していた名物イベント。昭和30年代にはやった歌声喫茶の雰囲気で、唱歌や懐かしい歌謡曲、フォークソングなどをみんなで歌います。

歌唱指導の藤容子さんとアコーディオン伴奏のkibanaさん

 ところが、コロナのために、この3年間は中止を余儀なくされました。まだ、コロナの感染は収まっていませんが、感染対策を施して久しぶりに開催することにしました。閉じこもってばかりでは、かえって健康に良くないという判断があったのかもしれません。

ピアノでも伴奏するkibanaさん

 従来は区民センターの視聴覚室を会場にしていましたが、今回は、広い区民ホールで開催しました。参加者はお互いに間隔をあけて、マスクをしての歌声でした。区民ホールのドアも換気のため開けたままで実施しました。

 平岡のボーカリスト藤容子さんの元気な歌唱指導と、kibanaさんのアコーディオンとピアノの伴奏で、参加者のリクエストに基づいて次々と歌いました。

 「冬の星座」から始まり、「銀色の道」「芭蕉布」「たんぽぽ」「浜辺の歌」「あざみの歌」。さらに、「冬が来る前に」(紙ふうせん)、「少年時代」(井上陽水)、「あの素晴らしい愛をもう一度」(北山修、加藤和彦)などのフォークソング。そして1972年札幌オリンピックのテーマソング「虹と雪のバラ―ド」も。

 リクエストした人は「亡くなった父が好きだった曲」とか「子供の頃好きだったダークダックスが歌っていた」などの曲の思い出をリクエスト用紙に書く人もいて、司会者から紹介されました。昔の歌は、思い出とともにありますね。

 「青春時代」(森田公一とトップギャラン)の替え歌「年金時代」も歌いました。

 年金時代
退職までの 半年で
答えを出せと 言うけれど
加入期間が 短くて
年金もらえる アテがない

年金暮らしが 夢なんて
現役時代の 甘い夢
年金時代の 入り口は
先の見えない ことばかり

[広告]