「プロに学ぼう!写真の撮り方講座ー自然風景を撮ってみようー入門編」が10月19日(水)、紅葉が進む平岡樹芸センターみどりーむ(清田区平岡4条3丁目)で行われました。20人の区民がデジタルカメラを持参して参加しました。

樹木の撮影をする受講生たち=10月19日、平岡樹芸センター

座学で撮影の基礎を学ぶ
緑豊かな清田区のまちの魅力を撮ってもらおうと、清田区が初めて開催しました。講師は、北海道の自然風景や野生動物・野鳥などを題材にした作品を数多く撮ってきた札幌コマーシャルフォト代表の岸本日出雄さん。

講師の岸本日出雄さん
講座は樹芸センター講義室での座学から始まりました。岸本さんはカメラの構え方から教えてくれました。続いて岸本さんが撮影した道内各地の自然風景の写真を映像で見ながら、写真撮影の基礎とコツを学びました。
岸本さんは「写真ギャラリーなどに出かけて、たくさんの素晴らしい写真作品をみることをお薦めします」とアドバイスしていました。
続いて、樹芸センターの庭園に移動して、紅葉が始まったモミジ並木などで実際に写真撮影しました。光をうまく使う方法など、参加者は岸本さんからアドバイスを受けながら写真撮影に臨んでいました。
再び、講義室に戻り、参加者が撮った写真を岸本さんが講評、説明しました。

紅葉が始まった樹芸センター=10月19日
清田区は「清田区の魅力を伝える写真」を随時、募集しています。作品は清田区ホームページや広報さっぽろ清田区版などに活用されます。詳しくは清田区役所地域振興課(TEL 011-889-2024)へ。
平岡樹芸センターは昭和59年に開園した札幌市の庭園。愛称は「みどりーむ」。ヤマモミジ、ノムラモミジ、シダレモミジなど8種類のモミジ700本~800本が植えられ、秋には美しく色づきます。特に、ノムラモミジの鮮やかに色づいたトンネルは見事で、毎年、多くの観光客でにぎわいます。

色づくモミジ
平岡樹芸センターは、10月に入って多くの人が訪れています。樹芸センターによると、紅葉のトンネルが見ごろになるのは10月22日ごろからだそうです。最盛期は、天候にもよりますが、10月下旬から11月初旬にかけての見込みだそうです。
樹芸センターの今年の開園は11月6日(日)まで。通常、月曜日は休園ですが、10月24日と10月31日の両月曜日は特別開園します。11月7日から2017年4月28日までは冬季休園となります。詳細は平岡樹芸センター(TEL 011-883-2891)。
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