清田区の「二十歳(はたち)を祝う会」が1月8日(日)、清田区体育館(平岡1条5丁目)で行われました。会場は晴れ着やスーツを着た新成人でいっぱいとなり、晴れやかな雰囲気でした。
前年までは「清田区成人式」という名称でしたが、今年から「二十歳を祝う会」に名称を変更しました。民法の改定で2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことから、「成人式」では紛らわしくなるということで、名称を変更したそうです。
札幌市で行う成人式行事の対象年齢は、従来通り20歳のままです。これについて札幌市は「18歳では大学受験や就職準備などで参加できない人が多くなるため」と説明しています。
今年の清田区「二十歳を祝う会」の対象者は2002年4月2日~2003年4月1日に生まれた1143人(男563人、女580人)。このうち「二十歳の祝う会」には845人(男437人、女408人)が出席しました。
祝う会は、清田区内の各種地域団体で構成する「清田区成人の日行事実施委員会」(林進一会長)の主催。
はじめに、国歌静聴。コロナのため国歌斉唱ではなく、会場に流れる「君が代」を全員起立して聴きました。
続いて主催者を代表して林会長が新成人たちに力強いお祝いと激励の言葉を述べました。
そして、今年は秋元克広札幌市長が登壇し、「皆さんの未来が輝くよう心から祈念します」とエールを送りました。「ひろまある清田」は過去10年間、清田区成人式を取材していますが、市長が来たのは初めてです。
このあと、議員や清田区内の企業、団体代表者ら来賓の紹介が行われ、最後に新成人の代表男女二人による「新成人誓いの言葉」が述べられ、祝う会は20分で終了しました。
コロナ前は40分の成人式で、アトラクションなども行われましたが、今年も20分だけの簡素版となりました。
ただし、祝う会終了後、会場では出身中学校ごとに記念写真を撮りました。
会場では、久しぶりに会った友達も多く、祝う会終了後も談笑するグループの姿があちこちにありました。
なお、今年の「成人の日」は1月9日(月)。以前は1月15日が「成人の日」でしたが、2000年のハッピーマンデー制度導入により、「成人の日」は1月第2月曜日になっています。
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