あしりべつ郷土館(札幌市清田区清田1条2丁目、清田区民センター2階)は、郷土館の展示内容を紹介した動画「あしりべつ郷土館に行こう」(長さ11分30秒)を制作しました。

動画「あしりべつ郷土館へ行こう」より

 あしりべつ郷土館のホームページで、だれでもいつでも視聴できるほか、DVDも制作しました。DVDは清田区内の小中学校や関係機関等に配布する予定です。

 動画「あしりべつ郷土館に行こう」は、北海道芸術高校声優コースの生徒2人が聞き役になって、郷土館ボランティアスタッフの了寛紀明さん(郷土史家、元小学校長)と田山修三さん(北海道文化財保護協会副理事長、元小学校長)の2人が、分かりやすく解説しています。

 ナレーションはプロのフリーアナウンサーが担当しました。

石臼体験できるコーナーも紹介

 内容は、昔、清田区内で使われていた水田や畑作の農機具をはじめ、昔の住居の様子、生活道具、馬車やソリ、木を切り倒す大きなノコギリなど、郷土館内に展示しているものを了寛さんと田山さんが分かりやすく説明しています。

 また、昔の清田の様子が分かる写真や絵図、史料などをパネルにして展示していることも紹介しています。

 この動画は、郷土館ボランティアスタッフで、映像関係に詳しい園部真人さんが企画、編集作業を担いました。園部さんは、歌声ボランティアふれあいサポートの代表でもあり、各地域で開催している「歌の会」の活動でもおなじみです。

DVDも制作しました

 この種の動画制作を専門の業者に依頼すると、莫大なお金がかかりますが、今回も郷土館は全て自前で制作しました。そして園部さんも了寛さんも田山さんも全員清田区民です。

 あしりべつ郷土館は、清田区内の町内会連合会で組織する運営委員会が運営しています。いわば地域住民の自主運営で、運営経費は町内会員1世帯年間40円の負担で賄っています。

 水曜日と土曜日の10時~16時まで開館しています。入館無料です。

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