札幌市清田区の美しが丘小学校合唱団は3月25日(土)、第27回定期演奏会を同校体育館で開催しました。コロナのため3年間開催できず、4年ぶりの定期演奏会でした。ただし、まだ気を緩めず、団員も観客も全員がマスク着用でした。

 美しが丘小学校合唱団は1993年に発足。翌1994年から毎年、定期演奏会を開催してきましたが、2020年から3年間はコロナのために開催できませんでした。

 令和4年度もコロナのために活動には制約があったと思われますが、昨年8月にはNHK全国学校音楽コンクール札幌地区大会(カナモトホール)に出場したのをはじめ、9月にはHBCこども音楽コンクール札幌地区大会、11月にはさっぽろスクール音楽祭(キタラ大ホール)出場など、様々な場で活躍してきました。

 こうした集大成がこの日の定期演奏会でした。朝の練習や家での自主練習など団員たちは一生懸命に取り組んできたといいます。

 定期演奏会は、団員たちによる校歌の合唱で始まりました。

 第1部は、本年度のNHKコンクールやHBCコンクールなどで歌った課題曲や自由曲を顧問の沓掛涼花先生の指揮で披露しました。

 第2部では、「新時代」「ダンスホール」などの曲を踊りや手話を交えて披露しました。さらに、卒業生たちに向けて、在校生団員たちが「旅立つ君へ」を歌い、最後に「群青」を歌ってエンディングとなりました。

 会場には、団員の家族や友達、卒業生や地域の人たちが詰めかけ、団員たちの美しい歌声に耳を傾けていました。

[広告]